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注文住宅の個人的満足度の変動

人生三回は家を建てないと満足した家には住めない、たまにこんな言葉を聞くことがあります。

 設計段階、大体の理想を工務店と相談、何パターンか図面を持ってくる、各図面のいいところ取りのハイブリットな図面へと仕上がっていく、ここから耐震面や安全基準、など建築士とのやり取りが始まると柱や壁の位置が増えたり減ったりずれたり、気密性の問題から窓の仕様が変わったりとはじめのハイブリット図面の満足度が100とすればここで80位になる。建設が進んでいくうちに出来上がって来る家を見るとクロスや外壁をより具体的に決めることができ満足度90になる。が、クロス、外壁は張り巡らされるとサンプルのイメージとは異なり満足度はまた80に、そして住み始め自分で注文した筈のこだわりに使いにくさを感じ一気に満足度70になってしまう。

 そしてああすれば良かった、こうするべきだったと、新築の家に住みながら既にリフォームのことばかり考えてしまう。

 けれど自分が考えた注文住宅は数十年も住んでいるうちにすっかり馴染み満足度はいつしか100になっていました。